カンポットの土地占有問題 自民党党首が新たな発言

カンポットの土地占有問題 自民党党首が新たな発言
2017年02月07日 00時00分 公開
カンポットの土地占有問題 自民党党首が新たな発言
自民党党首は昨日、翌土曜日に13人の民主党党首の支援者らがボコール国立公園で土地を開拓しようとした罪に問われ逮捕されたことを受けて、自身と残った後援者を連れ、問題となっているカンポット州のチョウク区で本日 、野営を計画していると発表した。

 
ケム・ビアスナ氏は、 逮捕された仲間の開放と土地問題の解決そのものを目的とし、党員らはデコ・アフィヴァット自治区内で問題となっている 20ヘクタールにわたる土地で野営を行うつもりだと述べた。
同氏は「我々はカンポット州のどうしようもない人々の顔を政府にさらすつもりだ。40人から50人の後援者をキャンプに配置させる。これでまた40人が逮捕されたなら、さらに他の50人を送り込む。」と話した。
 
当局と自民党員らの間で、土曜日に起こった逮捕劇を取り巻く状況に関して、認識の不一致が生じている。カンポット州当局は、自民党の支持者に対し、不法に公園を伐採し、さらにその土地の利権を持つ住民を悩ませたとして非難した。
ヴィアスナ氏は日曜日、この論争は、自民党支持者のリー・キムホンと彼のいとことの間でわずか 4分の1の農場での意見の不一致に関することだったが、 昨日の発言ではその範囲が大幅に広がっていた。
 
問題を担当する州当局役員のヘン・フィアレク氏は、 軍人のために用意された13区分から成る土地があり、問題となっているエリアはこのうちの2区に関係していると主張した。
現在のところ、まだ軍人の家族は三組のみ移住してきたが、13区すべてにはマンゴーの木が植えられていたという。しかしながら正式な肩書は発効されていないとフィレアク氏は話した。

ヴィアスナ氏は昨日、問題になっている土地から約半ヘクタールを購入し、内務省広報官であるキエウ・ソフィアク氏も私有地を有していると述べた。ソフィアク氏本人からコメントは得られていない。
そこは誰の土地なのか。という問いに対して、ビアスナ氏は「そこが社会的利権を持つ土地である限り、その制度に従うべきである。」と話した。
警察によると、逮捕された民主党支持者への尋問は今日も続くとされている。
 
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