ナガワールド、2017年賭け金の総額がカンボジアのGDPを上回る

プノンペン唯一のカジノであるナガワールドカジノは、利益と収入が大幅に増加し、特に昨年VIP部門での賭け金の総額は2016年のカンボジアの国内総生産を上回った。

ナガワールドの親会社であるNagaCorpは香港証券取引所に上場しており、昨年度の年間財務報告書を発表し、総賭博収益（GGR）が85％増の9億2,600万ドル、純利益は39％増の2億5520万ドルを記録したという。

VIP部門の成長が最大で、賭け金を指す用語である「ローリング」が142％増加して211億ドルを記録した。

これは世界銀行によると、カンボジアの2016年のGDP（200億2000万ドル）を上回っている。

NagaCorpは、昨年の所得税で812万ドルを納めたと報告した。

カンボジアは、カジノに対する実効税率が世界で最も低い国の一つだ。マカオはGGRに35％の税金を、オーストラリアは10〜45％の税率を、シンガポールには5〜15％の税率を課している。

財務省のロス・ピルン副長官は昨日、同省がナガワールドにどのような税金を課すかについては明言できないとコントした。

NagaCorpの業績は、中国人の流入増加が貢献しており、VIP賭博からのGGR増加額は6億2530万ドルとなった。

しかし、VIP部門の総利益はわずか1億5390万ドルで、マスマーケットの賭博利益2億9,430万ドルの約半分であった。 VIP顧客に関連するコストとカジノの勝利率が低下した結果、VIPゲームでの利益率は25％となったのだという。

つまり、NagaCorpの利益は増加したが、全体の粗率はは2016年の69％から昨年は49％に減少した。

http://www.phnompenhpost.com/business/

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