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フン・セン首相は、鉱工・エネルギー省とプノンペン水道公社(PPWSA)に対し、水道料金に関して技術的な不手際が発生したことによる過払い金を、市民に返済するよう命じた。
首相はFacebookで昨日、新しく導入された水道料金システムで、実際の使用量より大幅に使用料金が請求されてしまう事象が起こっていると述べた。
「今日、私はプノンペンの水道価格が上昇していることに気づいた。あまり水を使っていない人が、毎日大量に水を消費しているかのような料金を請求されている」と首相は語った。
「私は貧しい人々のために水道料金を引き下げることを要求する。ソン・チャン国務長官らに対し、水道公社と協力してこれらの人々に以前と同じ料金で請求するよう命じる」
「新しい水道料金システムによって水道料金を誤って請求された人々へ、過払い金が返済されることを願っている」
この投稿の数時間後、工鉱・エネルギー省及び水道公社は、新しい水道料金の算定に技術的な誤りがあったことを公表した。
「産業省は、以前の規定に基づいて旧料金に戻すよう水道公社に指示し、プノンペンとタカマオ市内のすべての市民に、技術的な不手際のために過大請求があった市民に対し、直ちに返済を行う」
エネルギー省は、「市民の皆様にお詫び申し上げます。このような間違いをもう二度と繰り返さないよう誓います」と謝罪した。
同時に、カンボジア証券取引所に上場する水道公社は「二度目の失敗はありえない」として過大請求されたすべての人に謝罪を行い、返済が行われることを保証した。
5月15日に発行された水道価格に関する新しい規定によると、1か月に消費する水量が3㎥までの家庭は1㎥当たり400リエルだという。
そして、1㎥あたりの料金は、4~7㎥が500リエル、8~15㎥が770リエル、 16~50㎥が1010リエル、50㎥以上は1,270リエルだという。
エック・ソン・チャン鉱工・エネルギー省秘書官は昨日、「プノンペン水道公社は新価格の計算方法に間違いがあったため、、緊急の会談を行った。我々は、貧困層の水価格を下げるという首相の政策を遵守するため、過払金の返済に関する命令を出した。計算に技術的な間違いがあったのが残念だ」と述べた。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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