中国による援助・協力のもとアンコール遺跡群の一部修復作業を開始へ

シェムリアップ州は、中国より、2018年中頃開始予定のアンコール遺跡群内にある宮殿の復旧プロジェクトに関する資金援助を受けることを明らかにした。

この宮殿は過去に修復作業を行ったものの、今回新たに修復作業が必要になったという。

アンコール遺跡群保護部門のリ・ヴァンナ代表は、「このプロジェクトでは、宮殿の修復とは別に、北西部と南西部にある門や壁、そしてピミアナカス寺院の煉瓦などの修復作業も行われる予定だ。」

「カンボジアと中国側で、どのように優先順位をつけて修復作業を行っていくか話し合う必要がある。また、このプロジェクトには多額の予算が必要なものの、中国側が具体的にいくら援助をしてくれるのかはまだ決定していない。」と語った。

さらに同氏は、「中国の専門家たちが行った調査では、スヴァイ・レイ地区のベンメリア寺院も修復作業が必要とのことだ。」と付け加えた。

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