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<写真:Khmer Times>
カンボジア国防省報道官であるチュム・ソチェア国務長官は21日、一部の外国メディアによる「中国がリアム海軍基地を独占的に使用している」との報道を全面的に否定した。
この報道は米国ワシントンD.C.に本拠を置く戦略国際問題研究所(CSIS)が発表した分析に端を発している。
同研究所はリアム海軍基地において中国軍が排他的な利用権を確保しており、同様の軍事的影響力を他地域にも拡大していると指摘した。
現在、カンボジアと中国は14日から28日にかけて合同軍事演習「ゴールデンドラゴン2025」を実施中であり、両国から計2000人以上の兵士が参加している。
ソチェア国務長官はこの種の報道について「挑発的かつ悪意あるものであり、カンボジア王立海軍基地の使用実態に対する誤解を招く」と強く非難した。
その上で、カンボジアは中立国であり、同国憲法によりいかなる外国も国内に軍事基地を設置することはできないと明言した。
さらに、リアム港には開港以来、日本、ベトナム、中国など複数国の軍艦が寄港していることを挙げ、カンボジア政府が同港の主権と管理権を保持していることの証左であると主張した。
加えて、2025年4月5日には、カンボジアと中国の合同兵站訓練センターが正式に開港し、フン・マネット首相は各国の友好国軍に対し、同港への寄港を歓迎する姿勢を表明している。
ただし、同港に寄港を希望するすべての外国軍艦は、事前にカンボジア政府に通知する必要があり、この規定は中国の軍艦についても例外ではないと付け加えた。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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