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<写真:Khmer Times>
海上自衛隊は今週末、カンボジア南西部に位置するリアム海軍基地への寄港を予定している。
これは同基地が中国の支援により拡張された後、初めて日本の艦艇が訪問する事例である。
中谷元防衛大臣が4月16日の定例記者会見において明らかにしたもので、寄港期間は4月20日から22日までとされている。
今回寄港するのはインド太平洋および中東地域に派遣されている掃海艇および掃海母艦であり、カンボジアを含む東南アジア諸国との防衛協力の一環として実施される。
これにより地域の安全保障ネットワーク強化に寄与することが期待されている。
リアム海軍基地は4月初旬、中国とカンボジアの協力により拡張工事が完了し、その完成を記念する式典も開催されたばかりである。
中国は近年、海外における戦略的な軍事拠点の確保を積極的に進めており、この動きは国際社会において注視されている。
こうした中、日本政府は「自由で開かれたインド太平洋」構想の下、地域の透明性および開放性の維持・強化に向けた姿勢を鮮明にしている。
中谷防衛大臣は「今回の寄港を通じてリアム基地の開放性が高まることが期待される」と述べるとともに「中国による海外拠点の確保は極めて注目すべき動きであり、日本としても警戒を継続する」と強調した。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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