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保健省の伝染病管理部は、タイとベトナムでデング熱の発症が報告されたため、デング熱から人々を守るためにオンラインビデオでのキャンペーンを実施している。
同省のリー・ソヴァン局長は、病気の蔓延を防ぐため、注意深く行動を取るよう国民に訴えた。
「デング熱が近隣諸国で拡大しており、カンボジアでの発生を防がなければならない。そこで、蚊が繁殖する場所を根絶し、家族が蚊に噛まれないよう防ぎ、もしも子どもにデング熱の発症が疑われる場合はすぐに病院へ連れていかなければならない」とソヴァン氏は述べた。
同氏は、もし村や地域の人々が異常な高熱で倒れた場合、地元の保健所に連絡するか115番に電話するよう、一般市民に促した。
同部門がオンラインで投稿した10分間のビデオでは、高熱に苦しむ家族とその娘の話が描かれている。両親は治療のために娘を保健所に連れて行き、デング熱から娘を守るという話だ。
また、そのビデオでは、蚊が繁殖する場所を根絶し、家をきれいに保つことにより、デング熱の広がりを防止する方法についても説明されている。
寄生虫・昆虫・マラリア対策センターのデング熱防止プログラム担当マネージャーであるリン・リセア氏は、今年が始まってからの24週間でデング熱症例が1,133件、死に至るケースが1件報告されたのに対し、昨年同時期は症例が2,447件、死者は5人でたという。
同氏は、症例が50%以上減少し、死亡率が80%を下回ったと述べた。
現地メディアによると、タイでは現在、20年間で最もひどくデング熱が発生している状況だという。
ベトナムでも1月以来、症例件数が急増していると報告された。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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