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カンボジアへの海外直接投資は昨年に比べて25%増の総額20億1500万ドルに上り、金融や製造分野にその多くが投資されたと、カンボジア王立中央銀行が土曜日に発効した報告書は発表した。
5億3900万ドルは金融業に、3億9000万ドルは製造業に、3億7000万ドルが不動産に、そして2億3200万ドルが農業に投資されたと明らかにされている。また、食料品や日用品への投資は2億2800万ドル、採鉱管理に1900万ドル、情報通信技術に1500万ドル、電子分野に1500万ドル、その他2億7800万ドルという内訳になっている。
また同報告書は、「金融部門、特に資本貯蓄する銀行サービス機関数が増加したことで投資が約5%増加した銀行業務にFDIが多く流れた。一方、2015年に比べ、製造業へのFDIの流入は2016年に生じたマクロ経済的な理由で13.7%も落ち込んだ。」と述べられている。
報告書による2015年との比較では、銀行部門が抱える貸し付けの残高は176億ドルで18.3%増加した。一方、預金額は154億で20.7%増加していた。 「銀行分野は力強い成長を見せ続けており、持続可能で包括的な経済活動に貢献している」と、評価された。
中国は5億1100万ドルを投資する、最大の投資国である。第2位は香港で2億3700万ドル、第3位はベトナムで1億9200万ドル、第4位は日本で1億8500万ドル、そして第5位はシンガポールで1億6900万ドルとなっている。
NBCを統轄するチェア・チャント氏は、「英国のEU脱退と中国経済の成長の低迷による世界経済の変動の中で、力強いマクロ経済と財政的な安定をカンボジアがどう保つかについて、総会を行っている」とコメントした。チャント氏は続けて、「強力な繊維産業と建設業を受けて、カンボジアの経済は年平均7%の勢いで成長を続けている。」と話した。
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