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9日にTransparency International Cambodiaが発表した報告書によると、カンボジア人のほとんどがカンボジアの国家予算を把握していないことが明らかになった。カンボジア人のほとんどが国家予算を把握できていない要因は、カンボジア政府機関が国民に向け予算の情報を提供していないからだという。
今回の報告書は国家予算の透明性や重要性を、政府関係者を含む国民に認識してもらうために発表された。
報告書によると、国家予算について把握している国民の割合は非常に低く、約0.3%だという。約0.3%の国民が大まかな国家予算額を把握しており、約5%の国民が政府機関が国家予算を一年ごとに決めていることを把握していた。
今回の報告書で、約99.7%の国民が国家予算額を把握しておらず、94.9%の国民がどの団体が国家予算を決定しているのか把握していないことが明らかになった。
Transparency International CambodiaのPreap Kol取締役は、「カンボジア中の約200の村にいる1596人に調査をおこなった結果だ。政府は国民が国家予算について理解できるように努力しなくてはならない」と話した。
また99.9%の国民は国家予算の正式な文書を見たことがないという。しかし84.5%の国民は自分たちが国家予算について実際の数字で把握しておく必要があると考えていて、また97.6%の国民は自分たちが国家予算についてもっと分かりやすく把握できるようにしてほしいと考えているという。
さらに調査では、65.4%の国民がお金持ちたちにはもっと課税をしてほしいと考えているということも明らかになった。
2018年の国家予算は昨年の15%増の60億ドル（6500億円）だと推定されている。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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