フン・セン首相、甚大な洪水被害を懸念し予算拠出を発表

フン・セン首相、甚大な洪水被害を懸念し予算拠出を発表
2018年05月09日 00時00分 公開
フン・セン首相、甚大な洪水被害を懸念し予算拠出を発表


8日、フン・セン首相はカンボジア国内の全ての団体に、洪水の発生に備え村人たちの安全を守るよう要請した。

5月8日は、赤十字社を設立したアンリ・ジュナン氏の誕生日である世界赤十字デーだった。フン・セン首相は、世界赤十字デーの155周年記念イベントで「気象予報によると、今年はカンボジアで例年以上に洪水が発生し、甚大な被害を受けることになると予想されている。洪水の被害はNCDM(National Committee for Disaster Management)やカンボジア赤十字社の努力よって最小限に抑えることができるはずだ」とスピーチをした。

フン・セン首相はさらに、カンボジア赤十字社に向け「洪水の被害を最小限にとどめ、被害を受ける可能性のある家族たちの安全を守ってほしい。そのための予算は政府が用意する。もし今年洪水が発生しない場合には、資金を来年の予算費に充てるつもりだ」と続けた。

出典:KhmerTimes

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