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29日、カンボジア労働省はハウスキーパーを不当な暴力や強制労働から保護するために声明を発表した。
Ith Samheng労働大臣は声明の中で「ハウスキーパーとして正式に労働が可能なのは18歳以上のみとする。ただ、15歳~18歳未満の人は短時間労働であれば認める。今回の声明の目的はハウスキーパーたちの安全や健康を確保するためだ」と述べた。
また、同氏は「雇用主は契約書に従い、ハウスキーパーに日曜日もしくはその他の日で週1日は必ず休日を与えなくてはならない。強制労働は堅く禁ずる。また、カンボジアの祝日に労働させる場合には通常の2倍(200%)の給与を支払わなくてはならない」と続けた。
声明ではプノンペンにある家でのハウスキーパーの惨状を例をとして挙げた。プノンペンのPor Senchey地区にある邸宅の家主は、ウドンメンチェイ州出身で家庭が貧しい少女を12歳の頃から現在の16歳の頃まで低賃金で強制労働させたという。家主は契約書に違反したとして逮捕されている。
CDWN(Cambodian Domestic Workers Network)のVon Samphous代表は「労働省の声明を歓迎する。徐々にハウスキーパーの労働環境が改善されていくことを願っている。今後、今回の声明が国民に浸透していくのかに注視していくつもりだ」と述べた。
出典:KhmerTimes
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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