アルジェリア人観光客、恋人に暴行容疑で逮捕

24日、プノンペン裁判所はアルジェリア人の男を恋人に薬物の使用を強要し、また恋人の体調を考慮せずに性行為を行なった疑いで起訴した。

25日、裁判官のVeng Sothy氏は男をChamkar Mon地区にある賃貸住宅で生活していたChenimi Sid Ali容疑者（37）だと明らかにした。

容疑者は20日に逮捕、24日に起訴された。容疑者は有罪判決が下されれば懲役刑5年が言い渡される見込みで、現在、公判のために拘留されているという。

警察官のLy Huoth氏によると、11月15日に被害者から事件に関する通報があったという。容疑者と女性は2017年5月にFacebookを通じて知り合ったと女性は話した。

容疑者と被害者はメッセンジャーで連絡をとり、性的な関係を持った。その後、二人は容疑者の賃貸住宅で同棲生活を始めたという。

容疑者は酒を飲むと被害者に煙草と薬物を吸うように強要し、被害者が拒否すると暴行を加えていた。

Huoth氏は「容疑者は酒を飲んだときは毎回被害者に性行為を強要した。被害者の身体が性行為をできない状態であっても、暴行を加え強姦した。被害者は精神的なダメージを負った」と語った。

Huoth氏によると、今年5月に被害者が妊娠すると、容疑者は被害者に両親から1万ドル（約110万円）を受け取らせた。

その後、2人は容疑者の希望通りにマレーシア、タイ、ベトナムで休暇を過ごし、両親から受け取ったお金を全て使い切ったという。

11月半ば、被害者は我慢の限界を迎え、容疑者の家を飛び出し、Sen Sok地区にある自宅に逃げ帰った。

被害者は両親に事件について話し、両親は娘とともに警察署に向かい、通報した。

出典：KhmerTimes

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