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EDCはは来年末までに全国の発電量を1000MW増加させることを発表した。
11日、カンボジアの国営のカンボジア電力公社は、2社の中国企業と共同で3億8000万ドル(約412億円)の石油・液化天然ガスの発電所を建設することに合意した。
400MW発電所の調印式が、EdC社、CGGC-Un Power社およびChina National Heavy Machinery Corporation社によって行われた。
EDCは工場が、Kandal州のLvea Em地区のKoh Reahコミューンに建設され、10ヶ月で完成する予定だと述べた。
設計・調達・建設(EPC)に基づく契約は2つに分けられる。
CGGC-Un Power社は、200MWのフィンランドWartsila発電所を建設し、China National Heavy Machinery Corporation社が、Volkswagen AGの子会社であるドイツのMAN Energy Solutions社からライセンスを受けた機械を設置する。
プロジェクト全体の費用は3億8000万ドル(約412億)で、そのうち3億ドル(約324億)が政府、残りはEDCからの出資される。
約3億5500万ドル(約410億)が工場の建設に充てられ、そして2500万ドル(約2億)が他のインフラに使われる予定だという。
カンボジア電力庁(EAC)は、プノンペンは来年から電力不足に悩まされることはないと述べた。
調印式に出席したEDCのKeo Rattanak事務局長は、発電所の建設は電力不足に対処するための一環として行われたと述べた。
EDCは来年末までに全国の発電量を1,000MW増加させることを目指している。
同氏は、「次の乾季の電力供給状況は今年よりも良くなる」と述べた。
同氏は、「火力発電所や太陽光発電の使用、ラオスなどの国から低コストで購入するなどのさまざまな方法で電力を見つけようとしている」と述べた。
ラタナックによると、発電所は重質油か液化天然ガスのどちらかを使用するという。
鉱業・エネルギー省のTy Norin国務長官は、現在、建設現場で多くの問題に直面しており、はやく稼働することができるように取り組んでいると述べた。
同氏は、発電所が来年3月か4月に運行開始できると伝えた。
2018年のカンボジア電力庁(EAC)の年次報告書によると、カンボジアは、今年の電力供給量を昨年の26万5026MWから、28万7065MWに増加する予定だという。
報告書では、電力供給が計画的に増加されてるにもかかわらず、カンボジアは昨年および2017年と同じように近隣諸国から442.5MWのエネルギーを輸入するように設定されていると述べた。
このうち277MWはベトナムから、135.5MWはタイから、30MWはラオスから輸入される予定だという。 計画を通じて、政府は、カンボジアでの電力消費量が昨年の9,307.44GWhから10,807.71GWhに増加すると予想している。
先週、EDCは、ラオスとの間で2021年から200MWの電力供給の増加に関する署名に同意をした。
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