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プノンペン市役所は配車アプリに登録しているトゥクトゥク運転手と小型車両であるリキシャーの運転手に向けて、交通訓練無料コースを開始した。これは国民から、配車アプリの運転手が交通法を守っていないという批判が寄せられたことを受けたものだ。
1日、プノンペンのKhuong Sreng知事は、配車アプリに登録している全ての運転手に対して、交通訓練コースに参加するように呼びかけた。
公共事業運輸省は5月までの2ヶ月間、毎週土曜日の午前8時から午後5時の間にコースを開設するという。
Sreng知事は、プノンペンのトゥクトゥク運転手とリキシャー運転手のほとんどは運転免許証を持っていないと話した。今回のコース開設の目的は交通事故の減少と乗客の安全向上のためだという。
同知事は「訓練コースを修了した後に筆記試験と実技試験を受けて合格すれば免許証を受け取ることができる。そのため、我々はトゥクトゥク運転手とリキシャー運転手にコースへの参加を呼びかけている」と語った。
コース実施期間が終了する2ヶ月後、当局は交通法を強化するという。
ここ数年の間に、プノンペン市内でトゥクトゥクやインド製のオート人力車を利用する配車アプリが人気を博し、旧来のトゥクトゥク運転手たちの仕事に影響を及ぼしてきた。
1月22日、Sreng知事は配車アプリに関する課題を解決するためにミーティングを行い、乗客の安全のために運転手の免許証やIDカード所持の必要性、規定されたナンバープレートの設置について話し合った。
また、同知事は運転手に対し繰り返し交通法を守るように呼びかけてきたという。
3日、公共事業運輸省はFacebookページに、コース開始初日には145人のトゥクトゥク運転手とリキシャー運転手がコースに参加したと投稿した。
同日、配車アプリ会社である「PassApp」社のマーケティングゼネラルマネージャーのLuy Lavy氏は、同社は登録されている運転手に対して、コースに参加し免許証を取得するように呼びかけたと話した。
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