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<Furi Real Estate社とマカオ、香港の投資家から集めた資金1000万ドル(約10億8千万円)で建設予定のFuri Times Square(写真提供:Furi Real Estate)>
閑散としたビーチタウンだったが、主に中国からの投資で目覚ましい発展を数年で成し遂げたシアヌークビルに新しいショッピングモールが2店舗できるという。
Furi Real Estate社とマカオ、香港の投資家によるジョイントベンチャーが1000万ドル(約10億8千万円)の予算で建設されたFuri Times Squareが来月オープンする予定だ。
30日、 Furi Real Estate社のセールスマネージャーであるLim Sokhadavin氏はKhmer Times紙にFuri Times Squareは世界的にも大規模なショッピングモールになると述べた。
「ショッピングモールの成功を期待している。カンボジアで国際的な買い物を体験できる最初の場所となる」と同氏は語った。
「シアヌークビルは目覚ましい成長を続けているがショッピングセンターは足りていない。観光客にとって最初の国際基準を満たした場所になることを目指している」
モールは4階立てで12000平方メートルの面積になるという。
今週、カンボジアの中国資本デベロッパーであるPrince Real Estateグループは今年中にショッピングモールを建設すると発表した。
Prince Huan Yu Centerと呼ばれる同施設にはアディダス、ペドロ、スターバックス、コーチなどのブランドを含むアパレルブランドや多様な飲食店を取り揃ええるという。
30日、CBREのカンボジア代表であるAnn Sothida氏はKhmer Times紙に対して、シアヌークビルにおける小売業への投資は拡大しており、デベロッパーは増加する観光客に目を向けているという。
「シアヌークビルのショッピングモールは主に外国人観光客をターゲットにしている」と同氏は語った。
観光省の最新の発表によると、今年1月〜10月までにシアヌークビルを訪れた外国人観光客は昨年同時期に比べの36.5%増の80万4000人にのぼったという。
7月の州警察報告によるとシアヌークビルには8万人の中国人が住んでおり、約90%のホテル、カジノ、レストラン、マッサージ店は中国人が経営しているという。
報告によるとシアヌークビルのカジノ71店舗のうち48店舗は中国人経営だという。また、中国人の経営するホテル、ゲストハウスは150店舗、KTVは41店舗、マッサージパーラーは46店舗にものぼるという。
2016年〜2019年8月までの間にココン州、シアヌークビル、カンポット州への中国からの投資額は全国投資額の11.5%に及ぶ26億ドル(約2808億円)であった。
シアヌークビル単体では国家全体投資の8.9%に及ぶ20億ドル(約2160億)を受領したとカンボジア開発評議会(CDC)は述べた。
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