WHO:カンボジアに新型コロナへの警戒を続けるよう警告

WHO:カンボジアに新型コロナへの警戒を続けるよう警告
2020年04月22日 00時00分 公開
WHO:カンボジアに新型コロナへの警戒を続けるよう警告

世界保健機関(WHO)と政府当局は、14日から新規感染者が確認されていないが、カンボジアはパンデミックの初期段階にあると述べた。

 

毎週行われるカンボジアでの新型コロナウイルス状況についての記者会見でWHOのカンボジア事務局長のLi Ailan氏は、新型コロナウイルスの流行は国によって段階が違うことを指摘した。

 

 

Li Ailan氏はイタリアのような国や武漢、ニューヨークのような都市は、既にコミュニティ内にウイルスが広まったパンデミックの中期に感染が著しく増加したと続けた。

保健省のMam Bun Heng大臣は、記者会見でWHOに新型コロナウイルスに効果的な薬とワクチンが利用できるようカンボジアを優先するよう要請した。
 

20日の時点でカンボジアの新型コロナウイルスの感染者数は122人となり、そのうち、107人は治癒している。治療中の患者はプノンペンに10人、プレシアヌーク、シェムリアップ、ボンティアイミアンチェイ州、コンポンチュナン州に各1人ずついるという。

Bun Heng保健大臣は、1月〜3月20日の間に感染疑いのある9792人を検査したと話した。

 

カンボジアは、新型コロナウイルスの感染拡大を防止するため、多数の場所を閉鎖している。

Bun Heng保健大臣は、現在閉鎖されている場所を再開する目処は立っておらず、政府は引き続きカンボジア国内や世界の感染状況を注視するとしている。

 

 

 

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