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<写真:The Phnom Penh Post>
2020年1月〜5月までのカンボジアでの薬物事件の件数は1100件以上で逮捕された人数は1700人増加したものの、押収された薬物の量は減少したと政府当局が伝えた。
反薬物警察は、4490件の薬物事件で捜査を行い、8864人を逮捕したという。そのうち、114人が7か国からの外国人だという。
また、同時期に押収された薬物は、乾燥大麻225キロ、大麻18万490本を含む合計260キロにものぼる。
昨年同時期に、警察が捜査を行った薬物事件は3335件で、7097人を逮捕し、310キロの薬物を押収した。
捜査の結果、2039件で薬物取引が確認され、それに関わったとされるのは3873人であった。また、1276件の薬物事件における3220人が薬物使用者であった。
また、国家警察によると、世界が新型コロナウイルスに直面する一方、特に航空便や陸路での麻薬の密売が増加したという。
カンボジアから韓国へ麻薬を密輸しようとした例や、先週ではベトナム人男性がカンボジアから21キロの違法薬物をスバイリエンの国境から陸路で密輸しようとした例があるという。
国家警察は先週、ベトナムの警察と協力してプノンペンで他2人の男性を逮捕し、ヘロインを含む3キロ以上の薬物を押収したと述べた。また、現場からはライフルとグロックピストルも発見され、Preak Leapコミューンでは自動車2台とバイク3台も押収されている。
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