<写真:Khmer Times>
世界保健機関(WHO)のカンボジア代表、リ・エイラン氏は、カンボジアでは新型コロナウイルスの感染者や死亡者が急増し、新たな瀬戸際に立たされているとし、感染を最小限に抑えるため、クメール正月は自宅待機をするよう国民に呼びかけた。
リ氏は、「たとえ自分が無症状で感染していないと感じていても、感染防止策に従わずに人と接触すると、感染を広げる可能性がある。そのため、今年のクメール正月は自宅で祝うべきだ。」と話した。
リ氏はまた、ワクチン接種を受けた人も感染する可能性はあるため、感染拡大防止対策を遵守した行動を取るべきだとしている。
さらに、リ氏は急速に世界で感染が拡大している英国で最初に確認された変異株「B.1.1.7」への感染にも注意を呼びかけた。
カンボジア国内では過去2週間で新型コロナウイルスへの感染が急速に拡大しており、プノンペン市では4月11日から2週間にわたりアルコール飲料の販売禁止や飲食店の店内飲食の禁止措置が取られている。
また、一部地域では隔離措置が講じられている。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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