ワクチン接種拒否の公務員を出勤禁止か、首相方針:カンボジア

ワクチン接種拒否の公務員を出勤禁止か、首相方針:カンボジア
2021年04月09日 14時26分 公開
ワクチン接種拒否の公務員を出勤禁止か、首相方針:カンボジア

<写真:The Phnom Penh Post>

 

フンセン首相は、公務員や軍人に対し、新型コロナウイルスのワクチン接種を拒否した場合は職務から外す方針を示した。複数メディアが報じた。

 

6日、首相がフェイスブック(Facebook)で、多数の公務員や軍人がワクチン接種を行なったものの、中には接種を拒否する人も見られたと述べた。

これに先立ち、首相は現在任意で行われているワクチン接種を免疫力向上のため義務化にする意向を示していた。

このことについて首相は、最初にワクチン接種が義務化されるのは軍人だろうと示唆していた。

さらに、首相は全ての大臣に2回のワクチン接種を終えている職員、2回目の接種が必要な職員、および予防接種を受けていない職員の合計を集計するよう要請した。
 

首相は、この集計より職員のワクチンの接種状況を明確にし、2回のワクチン接種を終えている職員のみを職務につかせるよう命じている。

健康状態が理由でワクチンが接種できない場合は例外となり、その場合は診断書を提出する必要があるという。

首相によると、軍人に対する1回目のワクチン接種率はほぼ100%で、うち70~80%が2回目の接種を終えている。


首相は、役人が医師と結託してワクチンを接種したと偽る可能性について、このような問題を避けるため、接種後は保健省が発行する認定カードを手渡すことを提案。

将来的には認定バッジを導入することも視野に入れていると明かした。

 

 

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