カンボジア、アストラゼネカ製ワクチンの追加接種を開始

カンボジア、アストラゼネカ製ワクチンの追加接種を開始
2021年08月09日 17時42分 公開
カンボジア、アストラゼネカ製ワクチンの追加接種を開始

<写真:The Phnom Penh Post>

 

8日、タイと国境を接するカンボジアの地域で、新型コロナウイルスワクチンの追加接種が開始した。

この追加接種は12日まで行われる方針で、対象となるのは医療従事者や軍人だという。

 

フンセン首相は、ワクチン接種プログラムの計画や、管理の権限を持つ新型コロナウイルスに関する国家委員会のOr Vandine委員長に対し、最前線で働く労働者に3回目のワクチン接種を行うよう指示していた。

3回目の追加接種が行われる地域はタイと国境を接するココン州、ポーサット州、バッタンバン州、パイリン州、バンテアイミエンチェイ州、ウドーミエンチェイ州、プレアヴィヒア州。

 

フンセン首相は、対象の地域では3〜4万人の最前線で労働しており、今回の追加接種は早急に実行する必要があるとした。

Or Vandine委員長によると、7日、ヘリコプター2機とトラック数台でアストラゼネカ製ワクチンが輸送されたという。

 

Or Vandine委員長は、アストラゼネカ製ワクチンはシノファーム製またはシノバック製ワクチンを2回接種した人へ免疫を高めるために追加接種されるとし、リスクはないとした。

一方で、シノファーム製またはシノバック製ワクチンが抗体を作らず効力がないことを意味するものではないとしている。

 

 

 

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