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<写真:Khmer Times>
今年1月〜7月のカンボジア国内におけるマラリアの感染症例が前年に比べて大幅に減少し、歴史的に見ても低い水準になったという。
世界保健機関(WHO)カンボジア事務局のLi Ailan局長がクメールタイムズに対して明らかにした。
マラリアは、マラリア原虫という寄生虫によって引き起こされる疾患で、マラリア原虫をもった蚊に刺されることで感染する。
人体に感染する原虫には熱帯熱マラリア原虫、三日熱マラリア原虫、四日熱マラリア原虫、卵型マラリア原虫の4種類で熱帯熱と三日熱が最も一般的だとされている。
「マラリア・ノーモア・ジャパン」によると、年間42万人がマラリアによって命を落としているという。
同局長によると、今年1〜7月までで、熱帯熱マラリア原虫の感染症例は193件で前年同時期に比べて72%減少したという。
また、三日熱マラリア原虫の感染症例については、69%の減少が見られたという。
WHOは、技術的および財政的な支援を国家マラリア抑制プログラム(CNM)に提供しており、撲滅活動を支援していると同局長は述べた。
同局長は、新型コロナウイルス感染に対応しながら、マラリアの撲滅や免疫プログラム、非感染性疾患(NCD)などの医療プログラム・サービスを維持することは必要不可欠だとしている。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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