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<写真:Khmer Times>
フンセン首相は6日、ベトナムのホアン・スアン・チエン国防次官が、カンボジアがベトナム国内に新型コロナウイルスを蔓延させたという発言をしたことについて非難し、謝罪するべきだと述べた。
複数メディアが報じた。
チエン国防次官の新型コロナウイルスがカンボジアから国境を超えてベトナム国内に持ち込まれたという発言を受け、フンセン首相が6日にこのことについて言及したという。
フンセン首相は、この発言は昨年3月10日のものだとし、ベトナム政府にチエン国防次官を降格するよう依頼したものの、国防次官に昇進したと話した。
伝えられるところによると、チエン国防次官は、ベトナム国民が十分に注意しなければ、カンボジアの新型コロナウイルスは、メコン川の洪水のようにベトナムに広がるだろうと述べたという。
また、フンセン首相はこの発言はベトナムの新聞でも報じられたと付け加えた。
フンセン首相は、カンボジア国内のワクチン接種率が高いことから、チエン国防次官は根拠のない発言をするべきではなく、カンボジア国民へ謝罪するべきだとした。
ベトナムでは、カンボジアからの不法入国が相次ぎ、その中から新型コロナウイルス感染者が確認されていた。
ワクチン接種については、6日時点でベトナムでは国民の約56.9%、カンボジアでは国民の約80.1%が必要回数のワクチン接種を終えている。
また、カンボジアでは3回目の追加接種も進んでおり、247万9000人以上が追加接種を受けている。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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