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〈写真:The star〉
カンボジア公共事業運輸省は24日、カンボジア王立鉄道(プノンペン−ポイペト間)の高速鉄道アップグレード計画に関するニュースリリースを発表した。
同省の発表によると、同計画は23日に中国道路橋公社(CRBC)が提出したフィージビリティスタディに基づき、必要投資額は40億ドル以上、必要期間は約4年となっている。
計画されている高速鉄道は幅1.43m、時速160kmで、382kmの鉄道沿線には合計33の駅と300以上の陸橋が設置される予定である。
同省のSun Chanthol大臣は、「同計画の建設作業は近い将来に開始される予定である。プノンペン−ポイペト間高速鉄道の開通により、沿線の州や都市の輸送において重要な役割を果たし、社会経済成長を促進することが期待されている」と述べている。
同高速鉄道はカンボジアとタイ、およびASEAN諸国を結ぶ旅客・貨物サービスに主眼が置かれる予定であるという。
カンボジアには現在、プノンペンとポイペトを結ぶ382kmの北線と、プノンペンとプレアシアヌークを結ぶ266kmの南線の鉄道路線がある。
この2つの路線は1929年から1969年にかけて建設されたもので、内戦によるダメージや経年劣化によって、列車は時速30〜40km以上で走行することが不可能な状態となっている。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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