中国の団体ツアー、カンボジア行きも2月6日から解禁

中国の団体ツアー、カンボジア行きも2月6日から解禁
2023年01月25日 15時34分 公開
中国の団体ツアー、カンボジア行きも2月6日から解禁

〈写真:The star〉

 

中国政府が2月6日からカンボジアを含む20カ国を対象に、海外への団体旅行を解禁すると発表したことを受け、カンボジア民間航空各社や観光事業者の間で、観光部門再興への期待が高まっている。

 

20日に発表された対象国には日本と韓国は含まれておらず、他の19カ国はアルゼンチン、キューバ、フィジー、エジプト、ハンガリー、インドネシア、ケニア、ラオス、マレーシア、モルディブ、ニュージーランド、フィリピン、ロシア、シンガポール、南アフリカ、スリランカ、スイス、タイ、アラブ首長国連邦である。

 

民間航空(SSCA)のスポークスマンであるSin Chansereyvutha氏によると、現時点ではカンボジア−中国間フライトの増便は未定であるが、同氏は旧正月休暇明けの増便を期待しているという。

 

カンボジア旅行業協会のChhay Sivlin会長は23日、「民間部門は中国人観光客を歓迎するために必要な宿泊、旅行、食品サービスの準備が整っている」と述べ、中国人観光客の増加へ期待を示した。

 

今月初めにはThong Khong観光大臣も地元メディアに対し、「カンボジアは中国人旅行者を再び迎える準備が整っている」と強調しており、2023年に予想される外国人観光客350万〜400万人のうち、100万人程度が中国人観光客になる予想を明らかにした。

 

観光省によると、2022年の外国人観光客227万人のうち中国人観光客は10万6875人で、2019年の外国人観光客661万1000人のうち中国人観光客236万2000人から激減している。

 

2022年の中国本土からの入国者の訪問目的は、「ビジネス」が72.60%の7万7595人、「休暇」が26.98%の2万8837人、「その他」が0.41%の443人であった。

 

観光省は2023年の観光目標を達成するため、観光事業者に対し、現在の市場動向と発展に合わせてサービスの質を向上させるように呼び掛けを行っている。

 

 

 

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