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<写真:Khmer Times>
カンボジア内務省が発表した年次報告書によると、2022年に発生した軽犯罪の認知件数は2770件で、前年の3055件から減少が見られた。
軽犯罪による逮捕者数は3889人であった。
2770件のうち2556件は解決済みであり、残りは裁判を待っている段階であるという。
また、内務省は犯罪組織による事件1043件の取り締まりを実施し、2373人を逮捕した。
そのうち396件は容疑者を裁判所へ送致し、647件は教育後に2度と犯罪を起こさないことを約束する誓約書に署名させている。
内務省のKhieu Sopheak報道官は、同省が全ての州当局に「安全な村」政策の採用を指示し、同政策が犯罪件数の減少に効果的であったことを明らかにしている。
コンポンスプー州のVei Samnang知事によると、同州では犯罪事件の容疑者に対して厳しい措置を取っており、重大犯罪は記録されていない。
同州は安全な村政策のガイドラインに従っており、同政策が同州における犯罪抑制の主要なアプローチであるという。
また、シアヌークビル州のLong Dimanche副知事によると、同州では月次で関係者が集まり、強盗や薬物乱用、家庭内暴力といった犯罪の防止計画が策定されており、観光客が安全に過ごせるように犯罪防止へ努め、厳しい取り締まりを行なっている。
カンボジア人権促進保護連盟(LICADHO)のAm Sam Ath副代表は7日、「政府は重大犯罪の取り締まりを強化し、犯罪者に苦情を申し立てた一般市民の正義を確保するべきである。また、職員の中には刑事事件や犯罪者の処理手続きに関する知識が不足している者もいるため、スキルを強化する必要がある」と指摘した。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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