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<写真:Khmer Times>
カンボジアのコングロマリットであるロイヤルグループは15日、シンガポールへの再生可能エネルギー輸出について、同国の電力会社「Keppel Energy Pte Ltd」と協定を締結した。
クメールタイムズ(電子版)が報じた。
この協定はカンボジアのSuy Sem鉱業エネルギー大臣とシンガポールのTan See Leng第二貿易産業大臣が出席した式典で締結された。
同式典にはカンボジア電力公社(EDC)のKeo Rattanak氏をはじめ、両国の高官も出席していた。
Tan See Leng第二貿易産業大臣によると、この協定はシンガポールへの電力輸入を含む再生可能エネルギー資源開発のマイルストーンである。
また、ロイヤルグループとKeppel社のパートナーシップは、国境を超えた電力取引のための再生可能エネルギー共同開発プロジェクトの「強い商業的関心と実行可能性」を示すものであるという。
シンガポールのエネルギー市場監督庁によると、輸入される電力は太陽エネルギー、水力発電、風力発電を利用したものである。
Sem鉱業エネルギー大臣は、「両国間のエネルギー協力に関する覚書に基づいた同プロジェクトは歴史的なものであり、両国政府によって強力に支持されている。私は両社による投資の実りある結果を待ち望んでいた」と述べている。
ロイヤルグループのKith Meng会長によると、今回の合意によってRoyal Group Power社はシンガポールへ最大1000メガワットのエネルギーを輸出することが可能になる。
昨年10月、シンガポールとカンボジアはエネルギー協力に関する覚書を締結していた。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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