1~3月の火災件数は209件、前年よりも大幅に増加

1~3月の火災件数は209件、前年よりも大幅に増加
2023年04月07日 15時33分 公開
1~3月の火災件数は209件、前年よりも大幅に増加

<写真:Khmer Times>

 

カンボジア国内では今年最初の3ヶ月間で209件の火災によって200棟以上の家屋が焼失し、死者9人と負傷者17人が確認されている。

 

国家防災委員会(NCDM)のSoth Kimkolmuny報道官によると、火災件数は昨年の131件と比較して大幅な増加が見られた。

 

火災の原因は40.25%が電気系統の故障によるもので、39.43%が調理に使う薪・炭・ガス、20.32%がその他の原因であった。

 

ポーサット州では3ヶ月間で過失等を原因とした火災7件が発生したが、幸いにも火災による負傷者は確認されていない。

 

同州のHeam Khoun副知事は市民に対し、外出前には電気機器の電源を切り、火や裸火を消すように呼び掛けている。

 

バンテアイミアンチェイ州では2件の小規模火災が発生したが、昨年12月にポイペトのカジノホテルで大火災が発生して以降、大規模火災は発生していない。

 

同州のLy Sovannarith副知事によると、同州では地域社会へ火災に関する教育を実施している。

 

6日にはスバイリエン州Romeas Hek地区で電気系統の故障によって火災が発生し、住宅2棟が大きな被害を受け、男性1人が死亡した。

 

 

 

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