国家選挙委員会、キャンドルライト党の総選挙参加を拒否

国家選挙委員会、キャンドルライト党の総選挙参加を拒否
2023年05月16日 11時47分 公開
国家選挙委員会、キャンドルライト党の総選挙参加を拒否

<写真:Khmer Times>

 

カンボジアの国家選挙委員会(NEC)は、有力野党であるキャンドルライト党が選挙法で定められている全ての条件を満たしていなかったことを理由に、7月に行われる総選挙への参加を認めない決定を行なった。

 

NECのPrach Chan委員長が署名した決定書によると、同政党が総選挙へ参加不可となった理由は、内務省に提出した政党登録書類原本の検証済みコピーを提出しなかったためである。

 

この決定に対し、同政党は16日午前10時に記者会見を行う予定であるという。

 

現在までにNECは次期選挙に向けて与党・カンボジア人民党と王党派・フンシネック党を含む18の政党を承認している。

 

国民議会議員の選挙に関する法律によると、NECは7日間で選挙に立候補する政党の登録申請書を審査し、要件を満たしていないとした場合には当該政党へ通知を行い、政党は通知を受領した日から5日以内に満たしていない要件を充足することになっている。

 

選挙への登録にはNECが定めた要件を全て満たす必要があり、要件を満たさない場合にはNECが当該政党の登録拒否を決定する。

 

今回の登録では15政党が法律の要件に従って十分かつ適切な文書を提出して登録が承認されており、クメール反貧困党とクメール経済開発党、キャンドルライト党、女性党、クメール民族統一党が書類の完成と訂正の指示を受けている。

 

NECは現在までに必要な要件を満たさなかったキャンドルライト党を除き、全ての政党を承認・登録することを決定しており、クメール民族統一党についてはNEC側の書類不足で充足を要求している段階である。

 

カンボジアでは7月23日に125議席の国会議員を決める総選挙が予定されており、国民970万人以上が投票に登録している。

 

20の政党が参加した前回の総選挙では、選挙前に当時の最大野党・救国党が解党に追い込まれ、与党・カンボジア人民党が125議席全てを獲得していた。

 

キャンドルライト党は救国党の流れを汲み、2022年の地方選挙で与党に次ぐ議席数を獲得しており、前回の総選挙と同様に政権側が有力野党を排除したという見方が広がっている。

 

 

 

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