カンダル州で韓国人女性の惨殺死体、中国人夫婦を逮捕・起訴

＜写真：Khmer Times＞

6日にプノンペン近郊のカンダル州の村で韓国人女性の遺体が発見された事件で、カンボジアの検察当局は中国人男女2人組を起訴した。

殺害された韓国人女性はビョン・アヨンさん（通称AfreecaTVストリーマーAhyeong）で、川沿いに赤いマットに包まれた遺体が遺棄されていた。

ビョンさんは2日に知人1名と旅行中であったと伝えられている。

死後検査の結果、ビョンさんは顔に深い裂傷と火傷、痣といった顔の形が分からないほどの大きな傷を負い、首は骨折していたという。

フランスのメディア機関AFPは14日、30代の中国人夫婦が13日に殺人容疑で正式に起訴されたと報じている。

ビョンさんの正確な死因は不明であり、カンボジア当局は原因究明のために解剖が必要としているが、被害者遺族が解剖に反対しているという。

カンボジア警察によると、逮捕された中国人夫婦は「6月4日に来院したビョンさんが治療中に発作で急死したため、遺体を遺棄した」と話している。

韓国外交部は13日、カンボジア当局が事件を積極的に捜査しており、遺族に必要な領事支援を行っていると発表した。

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