カンボジア〜インド直行便、就航に向けて協議中

カンボジア〜インド直行便、就航に向けて協議中
2023年06月27日 13時10分 公開
カンボジア〜インド直行便、就航に向けて協議中

<写真:Khmer Times>

 

26日、STAR5 Developers社のKiran Kumar Reddy代表はKhmer Timesの取材に対し、プノンペン〜ニューデリー間とシェムリアップ〜チェンナイ間での直行便就航に関する協議をランメイ航空と進めていることを明らかにした。

 

両路線ともに1日2便の就航を目指しているという。

 

同代表によると、過去5〜6年にわたって両国間の直行便を就航させるという提案が政府間レベルで何度も行われてきたが、商業的な打診は今回が初のことである。

 

人口14億人以上を有するインドは、カンボジアからわずか4時間の距離にあり、同国にとって最高の観光市場としての可能性を秘めている。

 

計画の第一段階ではカンボジアとニューデリー、チェンナイを結び、将来的にはコルカタとムンバイへのサービス拡大を検討しているという。

 

同社は不動産やプランテーション、飲食業など、様々なビジネスを展開しており、直行便就航によるインド人集客が実現すれば、ツアーと旅行、リゾート、レストランといったバックエンドのサービスを統合してサービスを提供する計画である。

 

同代表によると、ビジネス目的でカンボジア訪問を望むインド人も多くいるが、直行便の不在が足枷になっている。

 

カンボジアは十分な土地と水資源、安定した政治、安価な労働力、海外投資を歓迎しているという点で大きな可能性を秘めており、直行便就航は国家経済に様々な利益をもたらす可能性が高い。

 

近隣諸国のベトナムではインドとの直行便が昨年は1便しかなかったが、現在では1日に9便〜10便が就航している。

 

同代表によると、今週中のランメイ航空からの見積を受領し、カンボジア政府およびインド政府と協力して、持続可能な運航を実現するためのコスト削減を行う予定である。

 

計画では9月最終週に営業を開始する予定としており、観光省や商務省と連携して実現に向け進めていくという。

 

 

 

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