フンセン氏のFacebook問題、メタ社がアカウント停止案を却下

フンセン氏のFacebook問題、メタ社がアカウント停止案を却下
2023年08月30日 13時09分 公開
フンセン氏のFacebook問題、メタ社がアカウント停止案を却下

<写真:Khmer Times>

 

カンボジア郵政省(MPT)は、メタ・プラットフォームズ社がフンセン前首相のFacebookアカウントの停止案を却下したことを発表した。

 

この決定は29日夜に公表され、同社の監督委員会がフンセン氏の公式Facebookページに対するペナルティを科さないとしたことが明らかにされた。

 

同社の監督委員会は以前、2023年6月にフンセン氏が禁止されているコンテンツを投稿しているとして、そのアカウントの停止を勧告していた。

 

この勧告を受け、同省は同年6月30日にFacebookのカンボジアでの企業代表、政府関係、民間企業との提携など全活動を停止し、同社の代表者を国外追放すると決定した。

 

さらに、監督委員会のメンバー22人もペルソナ・ノン・グラータとして追放するとしていた。

 

この一連の措置は、同省がFacebookに関する「不正アカウントの作成、個人情報の危険性、虚偽情報の流布、説明責任と透明性の欠如、国の政治問題への干渉」などを調査した結果、下されたものであった。

 

しかし、最新の発表によってフンセン氏の公式Facebookアカウントの情報とコンテンツの完全性が確認され、カンボジア政府は同社の代表者がカンボジアでの業務を継続することを歓迎すると述べた。

 

一方で、監督委員会のメンバー22人は、政治的な性質の不適切な勧告を行い、カンボジアの内政に干渉したとして、引き続き歓迎されないとされている。

 

 

 

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