フン・マネット首相が国連総会出席で米国訪問へ、投資家の誘致目指す

フン・マネット首相が国連総会出席で米国訪問へ、投資家の誘致目指す
2023年09月20日 10時23分 公開
フン・マネット首相が国連総会出席で米国訪問へ、投資家の誘致目指す

<写真:Khmer Times>

 

フン・マネット首相は今週米国を訪問し、カンボジアへの米国人投資家やビジネスマンの誘致を目指す。

 

今回の米国訪問は、ニューヨークで開催される国連総会に出席するためのものである。

 

フン・マネット首相は19日に行われたタケオ州の縫製労働者との交流会で、カンボジア商工会議所(CCC)主催のイベントにおいて、米国人投資家や米国とカンボジアのビジネス協会との会合を持ち、カンボジアへの投資を奨励する予定であることを明らかにした。

 

同首相によると、カンボジア政府の目的は投資誘致や工場設立を通じた人々の生活水準の向上、経済成長を達成してさらに雇用を増やすことである。

 

米国訪問中には同国の高官やビジネスマンとの対話が予定されており、双方の投資や貿易協力について議論される。

 

CCCのリム・ヘン副会長によると、21日に米国の主要企業との会合を開催し、カンボジアの投資分野の魅力を強調し、米国人ビジネスマンや投資家のカンボジアへの関心を高める予定である。

 

また、CCCと米国商工会議所は22日にニューヨークで開催するカンボジア-米国ビジネスフォーラムで、投資やビジネスの機会を推進する。

 

カンボジアの対米輸出は増加しており、関税消費税総局の報告によると、今年1月〜8月までの期間中にカンボジアは輸出総額156億9000万ドル(約2兆3191億円)の38%を占める61億1000万ドル(約9031億円)相当の商品を米国へ輸出した。

 

主要な対米輸出品目には衣料品、服飾雑貨、皮革製品、旅行用品、鞄、電気機械器具、履物が含まれる。

 

カンボジアは米国から自動車や機械器具、医療器具、医薬品などを輸入している。

 

商務省のPenn Sovicheat国務長官兼報道官によると、米国市場での衣料品や履物、旅行用品の需要が減少し、カンボジアを含む国々への購入注文に影響を及ぼしている状況である。

 

また、同報道官は米国市場がカンボジア製品にとって極めて重要であること、一般特恵関税制度の更新がまだ行われていない中でも米国がカンボジアの総輸出の大部分を占めていることを強調した。

 

 

 

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