首相：平和が続く限り「独裁者」のレッテルを貼られても構わない

＜写真：Khmer Times＞

カンボジアのフン・マネット首相は11月30日、国の平和を維持するために「独裁者」と呼ばれることを受け入れると語った。

同首相は政府による平和と政治的安定を守るため取り組みが、一部の野党から独裁的であると批判されていることを認めつつ、国民のための平和と安定を維持する決意が独裁と見なされるならば、独裁者と呼ばれることを選ぶと述べている。

同首相はまた、フランスに亡命中の野党指導者サム・レンシー氏による政府批判について、政府の政策に公衆が既に精通しているため、無視するべきであるという見解を示した。

同首相は水祭りで多くの人々が幸せを感じ、政府が実施する政策を享受していることを例に挙げるとともに、政府の経済開発政策を通じて多くの成果が発表され、人々が開発プロジェクトから恩恵を受けていることを強調している​​。

レンシー氏は11月24日、同首相が就任して以来、社会的不公正が悪化し、国民の生活がより困難になったことを主張した。

同氏はまた、同国にはより悪い独裁政権、より大きな危険、そしてより多くの政治犯が存在することを指摘している。

カンボジア王立アカデミーのYang Peou事務局長は、同氏の同首相に対する批判を不合理であると評し、同首相が選挙で勝利したカンボジア人民党を通じて就任したことを強調した。

同事務局長はまた、同首相が経済能力を改革して政治的安定を維持していることを評価し、ASEAN首脳会談や国連会議、中国訪問など、同首相は多くの重要な会議で国際的な指導者として歓迎されている​​と述べた。

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