カンボジア人民党、野党同盟の混乱を嘲笑

＜写真：Khmer Times＞

カンボジア人民党（CPP）のSok Eysan報道官は、2024年2月25日に実施される上院選挙をめぐって分裂状態にあるキャンドルライト党（CP）の4党同盟を嘲笑した。

同氏によれば、CPが選挙に立候補することができないため、4党同盟は今後の上院選挙に関して分裂の兆しを見せている。

過去にもCPは何度か分裂しており、利益の不均等な分配のためにこの連合が再び分裂する可能性があるという。

10月11日、CPは少数政党であるクメール・ウィル党、草の根民主党、カンボジア改革党と同盟を結び「未来のための同盟」と名付けた。

しかし、CPは内務省から選挙の出馬に必要な政党登録書類の原本を渡されていないため、上院選挙に立候補することが難しい状況にある。

そのため、CPは同盟内の他の3党のいずれかを支持する方針を明らかにした。

CPのKimsour Phirith報道官は10月31日、CPPが示唆したような分裂はなく、CPが結んだ同盟は強い団結と互いへの信頼を持つと述べた。

一方、同同盟が結ばれた2週間後の10月25日、CPP含む与野党28党が同盟を結成した。

加盟する各党は、平和と安全の保護や極端な政治の排除など8つの共通の目標に合意し、選挙プロセスを自由・公正・公平なものにするための協力を約束している。

CPが結んだ「未来のための同盟」の目標は、社会正義、公平で持続可能な発展、カンボジア国民全体の調和を備えた民主主義社会を構築することである。
 

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