大量の覚醒剤密輸、ラオス国境付近で1トンを押収

＜写真：Khmer Times＞

プレアビヒア州の軍警察は20日にカンボジア・ラオス国境近くのチェップ地区で、国境を越えた麻薬密輸を摘発し、容疑者グループから1000kg以上の覚醒剤と車両を押収した。

同州反麻薬部門の副部長であるドゥオン・サロウン大佐によると、同日23時30分頃、容疑者グループがSUV車でカンボジア・ラオス国境を越えてチェップ地区に向かっていた。

地域をパトロールしていた同州軍警察官が車両を発見し、カンボジア国内での追跡を開始した。

しかし、警察がグループを逮捕する前に、容疑者グループは車両を放棄して逃走したという。

放棄された車両からは1020kgの覚醒剤が入った1000袋が発見・押収された。

サロウン大佐によると、容疑者グループは深夜に国境を越えてラオスに逃走し、現在も逃亡中である。

国家軍警察の報道官であるエン・ヒー准将は、押収された麻薬とその他の関連証拠は、同州軍警察本部でさらなる調査のために保管中であることを明らかにした。

軍警察はまだ容疑者を特定しておらず、逮捕はなされていないが、当局は事件を引き続き調査し、容疑者を特定して法に従った処罰をするために努めている。

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