カンボジアの外貨準備高、23年に200億ドルに増加

＜写真：Khmer Times＞

カンボジアの中央銀行は2023年に国際準備高が200億ドル（約2兆9510億円）に達し、前年比で12.3%増加したことを発表した。

国際準備には外貨、金、および特別引出権が含まれている。

中央銀行のチア・セレイ総裁によると、この国際準備高によって今後7か月以上にわたる貨物およびサービス輸入の保証が可能となる。

国際金融市場の不確実性や先進国の基準金利の上昇により、一部の国の中央銀行の国際準備が大幅に減少する中で、カンボジアの外貨準備は高水準を維持している。

また、カンボジアはアメリカやスイスなど一部の国の銀行機関が崩壊し、世界の金融安定性に深刻な懸念が高まる中でも、銀行システムが非常に安定しているという。

カンボジア経済は2023年に5.5%成長し、インフレ率は前年の5.4%から減少して2.1%になったとも報告されている。

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