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<写真:Khmer Times>
シェムリアップ州裁判所は12日、ブリリアントシティワールド社のCEOであるレン・チャンナ容疑者(36)と側近2人を詐欺と背信行為の罪で起訴・収監した。
逮捕された側近はチャン・キン容疑者(30)とフォン・サメアン容疑者(31)で、2人は同社の副総裁である。
3人は重大な事情の詐欺および背信行為、および不渡り小切手の発行に関する法律の下で起訴された。
有罪となった場合、それぞれ2年から5年の間の懲役刑に処される。
同州行政府が同社の代表者と土地詐欺の被害者との間で和解を図るため、4回の会合を仲介したが成果はなかったという。
会合の1つでチャンナ容疑者は土地詐欺被害者に対し、自身が破産しており、要求された返金に応じることは不可能と告げた。
最後の会合は逮捕2日前に同州行政庁ホールで開催され、同容疑者は債権者に対する債務の保証として、会社の資産や土地の権利証を当局に引き渡すように求められていた。
会合で容疑者3人は被害者代表者に小切手を発行したが、小切手が不渡りとなったため、12日の逮捕につながった。
同州当局は紛争を解決し、被害者を支援するために最善を尽くしたが、容疑者3人は被害者に返金するためのいかなる金銭や資産も持っていなかった。
また、銀行にも巨額の借入金があったという。
同州警察によると、約6000世帯が同社の土地プロジェクトに1000ドル〜2万ドル(約1万4770〜約295万5980円)の間で投資していた。
被害者らが同社に投資するために銀行から借り入れた金額は合計で約3億ドル(約443億3970万円)に上る。
この事件は200世帯が2月12日に同州行政府の前で抗議し、当局からの即時の介入を求めたことで注目を集めた。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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