カンボジアの政府債券、23年には5800万ドルを調達

＜写真：Khmer Times＞

カンボジア政府は2023年に政府債券の発行を通じて5826万ドル（約88億2460万円）を調達した。現行規制によると、同国は最大2億ドル（約302億9410万円）までの債券を発行可能であり、現在の債券発行は上限の29％を占めている。

経済財務省によると、同国政府は国内ソースから直接資金を調達し、公共投資に使用しており、政府債券は年間支出を満たすだけではなく、証券セクターを促進するものであるという。

2024年は政府証券発行の3年目となる。また、2024年には政府が約1億800万ドル（約163億5880万円）の政府債券を発行する予定である。

これは直接収入として使用され、投資の効率性と債務管理の持続可能性のために利用される。

同省は2022年9月に新たな財政手段として政府債券の発行を開始した。これにより政府は国内収入を増加させ、インフラ開発のために外国からの借入れを減らすことが可能となった。

同省のアウン・ポーンモニロス大臣は以前、政府債券により国家が経済開発のための資金を調達可能になると述べていた。

政府債券はカンボジア証券取引所で人気が出ると期待され、成長する証券セクターを持つ国々の場合と同様に、企業証券取引と財務分析のためのベンチマークデータを提供するという。

政府債券の投資家は、保有および取引から得た利子に対する源泉徴収税の50％減税の恩恵を受ける。

投資家はまた、購入および取引からの譲渡益に対する3年間の税免除も享受する。

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