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<写真:Khmer Times>
カンボジア国立銀行(NBC)のチア・セレイ総裁は、短期的な高収益を約束する投資提案に対する注意喚起を行った。
同総裁はテレグラムグループを利用し、共同事業を募る詐欺師に騙されないように注意を促している。
23日、同総裁は公式SNSのFacebookを通じて「犯罪者は投資したように見せかけるため、銀行システムを通じて写真を収集して支払いを行う。しかし、受取人の名前はそれぞれ異なる。これは詐欺会社に資金が行くわけではなく、他人の写真を利用しているだけであり、写真の持ち主は気づいていないことが多い」と述べた。
カンボジア証券取引委員会(SECC)によると、2023年に発行された規制通知第88号では、カンボジアに悪影響を及ぼす多くの違法投資プロジェクトが報告されている。
具体例として、2019年の国際通貨取引(Forex)のケースでは、このプロジェクトは少数の個人によって運営され、高収益が約束されていた。
取引は無秩序かつ未検証であり、企業は投資と小切手の発行の両方に責任を負っていた。
独立した第三者によって管理されていない企業は、虚偽や誇張された情報を広める可能性がある。
2017年のエンパイア・ビッグ・キャピタル・リミテッドと投資顧問協会のケースは、同様に少数の個人によって運営され、月利10%の高収益が約束されていた。
こちらのプロジェクトも同様に、監視も検証もされておらず、企業自身で全てを準備していた。
SECCによると、詐欺の疑いで逮捕、起訴された土地投資プロジェクトの報告もあるという。
合法的な投資を求める際には、関連当局によって管理された企業か、承認を受けた投資商品か、投資は約束された収益に見合う価値があるか、投資プロジェクトには弁護士、監査人、その他の独立した専門家によるレビューと検証が含まれているか、といった点に注意する必要がある。
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