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<写真:Khmer Times>
プノンペン警察のチュオン・ナリン副警察総監は、不動産業者のスレイ・シナ容疑者が、17日に自宅で男女を殺害した事件で、計画的殺人の罪で起訴されることを発表した。
チュオン副警察総監によると、当局は最も厳しい法的措置を適用して、複数の証人を確保し、計画的殺人の罪で起訴するための準備を進めている。
事件は同日午後3時、普段は静かなChbar Ampovエリアで発生した。
被害者はロン・ビソンさん(27)とキム・カンチャナさん(25)の2人で、ビソンさんは現場で死亡し、カンチャナさんは病院で亡くなった。
ソクホム・チャーナックさん(20)とホン・リティアさん(24)は軽傷を負った。
加害者は不動産業を営むシナ容疑者(50)であった。シナ容疑者はオクナの称号を持つとされていたが、カンボジア・オクナ協会は同容疑者が協会のメンバーではないと発表した。
シナ容疑者は現場から逃走していたが、同日午後5時頃にカンダル州で逮捕され、拳銃が押収された。
その後、プノンペン警察に送致され、取り調べが行われており、警察はシナ容疑者の他にも、事件に関与したとされる2人を逮捕している。
地元の情報筋によると、銃撃は駐車スペースや洗車施設、マンゴーの木の伐採を巡る争いが原因であった。
事件の知らせを受けたフン・セン上院議長とフン・マネット首相は、被害者の家族を支援するために弁護士を派遣した。
公共事業大臣であるフン・マニー副首相も、ソーシャルメディアで事件に対するショックを表明している。
副首相は「遺族の皆様に心からお悔やみ申し上げる。凶悪犯罪を強く非難し、犯人を裁判にかけるために尽力した関係者に感謝する」と述べた。
さらに「仏教社会として道徳と清廉さを守り、相互理解と寛容を促進するよう呼びかけたい。カンボジア社会が調和と幸福に満ちたものとなるよう、平和、寛容、理解を共に促進しよう」と強調した。
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