行方不明のヘリコプター、無期限で捜査活動継続

＜写真：Khmer Times＞

カンボジアのフン・マネット首相は、カルダモン山脈で行方不明となったヘリコプターとそのパイロット2人の捜索を無期限に続けることを表明した。

これは、同首相がソーシャルメディアを通じて発表したもので、政府と軍の連携した努力を強調した。

行方不明となったのは中国製のZ-9ヘリコプターで、12日午前11時に長距離飛行訓練のために離陸した。

搭乗していたのは、キャプテンのサン・プラ氏とパイロットのケン・チャイ・ユット氏であり、同日午後2時に帰還予定であったが、空軍本部との連絡が途絶えた。

同首相は「我々はこの困難な状況下でも、両パイロットを見つけるまで捜索を続ける」と述べ、カンボジア軍や地方当局の協力を称賛した。

また、カンボジア国民に対しても、捜索チームへの支持と激励に感謝の意を表明した。

捜索範囲は、プルサット州とココン州にまたがる50平方キロメートルに設定されており、地理的および気象的な困難にもかかわらず、昼夜を問わず捜索が続けられている。

同首相は最後に「どれほど困難で時間がかかろうとも、この捜索任務は続行される」として、安全と成功を祈りながら、捜索チームの努力を激励した。

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