タツノオトシゴ像下で放尿、身元特定の男性に100万リエル

タツノオトシゴ像下で放尿、身元特定の男性に100万リエル
2024年09月05日(木)00時00分 公開
タツノオトシゴ像下で放尿、身元特定の男性に100万リエル

<写真:Khmer Times>

 

カンポット州警察委員会のマオ・チャントゥリット将軍は、カンポットの象徴であるタツノオトシゴ像の上で放尿した男の身元特定に対し、100万リエルの報奨金を提供すると発表した。

 

この発表は、ソーシャルメディアに投稿された動画で、男が像の台座に登り、下の水辺に向かって放尿する様子が確認されたことを受けたものである。

 

マオ将軍は行為を「極めて不道徳」と非難し、カンポット州およびタツノオトシゴ像の評判を傷つける行為であると述べた。

 

タツノオトシゴ像は、国内外の観光客を引きつける人気の観光スポットとなっている。

 

カンポット州は天候が観光向きではないが、近年になってタツノオトシゴ像や巨大時計といった目玉スポットが登場し、州内外の観光客を引き寄せている。

 

カンポット州観光局のソイ・シノル局長によると、8月最終週には観光客数が急増し、8月26日から9月1日の間に4万3840人がカンポットを訪れた。

 

2024年の観光客数は160万人に達する可能性があるという。

 

巨大時計は8月22日にマオ・トニン州知事によって落成され、直径9.7m、高さ35mに及ぶカンボジア最大の時計で、クラシックなクメール様式で建設されている。

 

タツノオトシゴ像は4月10日に正式に公開され、水をカンポット川に噴出する姿が特徴的である。

 

特にクメール正月の祝祭期間中に話題を集め、夜にはカラフルなライトアップが観光客の目を引いている。

 

カンボジア旅行業協会(CATA)の会長であるチャイ・シヴリン氏によると、カンポットは自然や文化的な魅力が豊富で、観光地としての潜在能力が非常に高い。

 

カンポットの観光産業は今後もインフラ整備やマーケティング、持続可能な観光の実施により、カンボジアを訪れる観光客にとって必須の訪問地としての地位を確立していくと期待される。

 

 

 

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