アンコール遺跡の規制緩和、写真や訪問の手続き簡素化か

アンコール遺跡の規制緩和、写真や訪問の手続き簡素化か
2024年08月26日(月)00時00分 公開
アンコール遺跡の規制緩和、写真や訪問の手続き簡素化か

<写真:Khmer Times>

 

フン・マネット首相は文化芸術省に対し、アンコール遺跡公園における写真撮影および訪問手続きの簡素化に関する指示を行った。

 

フン・マネット首相は、カンボジア国民議会第7期政府発足1周年の記念行事においてこの提案を発表した。

 

フン・マネット首相は「これまでに、国内外の観光客がより多くの写真を撮影できるように条件を緩和し、我が国の文化遺産を広め、観光業を促進するための措置を講じるように文化芸術省に助言してきた」と述べた。

 

さらに、フン・マネット首相は経済財政省に対し、観光客の認識プロセスを簡略化するための権限をアンコール研究所に移譲することを提案した。

 

現在、観光客はアンコール遺跡公園の訪問に際して申請書の記入が求められ、遺跡内を巡る際にチェックを受けることがあり、これが観光体験に影響を与える可能性があると指摘された。

 

フン・マネット首相はこれらの手続きを簡素化することで、観光客がより快適に遺跡を楽しめるようになり、アンコール遺跡公園で働く職員にとっても業務が容易になるであろうと強調した。

 

 

 

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