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<写真:Khmer Times>
カンボジアが2024年1月〜7月の間に生産した生カシューナッツの総量が83万トンに達し、世界で2番目の生産国となったことが、カンボジアカシューナッツ協会(CAC)の報告によって明らかになった。
これにより、カンボジアはインドを抜いて2位に浮上し、1位のコートジボワールに次ぐ位置を占めた。
CACの発表によれば、ベトナムへのカシューナッツ輸出量が大幅に増加しており、輸出量は78万トンを超え、総額は10億9200万ドルに達した。これにより、輸出量は36.7%増加し、輸出額は28.1%増加したという。
カンボジアカシューナッツ協会のウオン・シロット会長は、この増加は偶然ではなく、エルニーニョ現象に適応したカシューナッツ作物の増産と、栽培面積のわずかな拡大が要因であると説明した。
2023年9月に同協会はエルニーニョ現象による影響がカンボジアにも及ぶ可能性があると発表し、農家に対して収穫を維持するための指針を示していた。
シロット会長は「この情報は、カンボジアのカシューナッツに対する外国投資家の関心を引き寄せる可能性がある。カシューナッツといえば、カンボジア産を思い浮かべてほしい」と述べた。
また、CACは2022〜2027年のカシューナッツ政策の目標達成に向け、国内加工への投資を増やすことを目指している。
現在、乾燥カシューナッツの価格は1kgあたり約7300リエルである。カンボジアのカシューナッツ産業は、国家カシューナッツ政策2022〜2027のインフラ整備に対応するため、約3億2900万ドルの追加投資を必要としている。
農業・地方開発銀行(ARDB)のカオ・タックCEOも、カンボジアカシューナッツ協会(CAC)やその他の農業コミュニティに参加し、生産開発、品質向上、そして販売力を強化するように農家へ呼びかけている。
8月または9月には、コンポントム州で3つの現代的なカシューナッツ農業コミュニティが正式に発足する予定である。
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