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<写真:Khmer Times>
2024年上半期、カンボジアの航空業界は大幅な成長を遂げた。同国の3つの国際空港で取り扱われた航空旅客数は合計303万人に達し、前年同期の248万人から22%増加した。
カンボジア民間航空局(SSCA)のデータによれば、同期間のフライト数も増加し、2万8725回のフライトが記録され、前年同期の2万4725回から16%の増加となった。
空港別のデータでは、プノンペン国際空港が228万人の旅客を取り扱い、前年同期比18%増加した。シェムリアップ・アンコール国際空港は71万9982人で37%の増加、シアヌークビル国際空港は3万5463人で12%の増加を記録した。
SSCAの副長官兼スポークスマンであるシン・チャンセレイブッタ氏は、旅行制限の緩和、観光客の増加、航空接続の拡大がこの成長の要因であると述べ、航空業界の今後の成長に楽観的な見通しを示した。「航空業界は回復基調にあり、我々の予想を上回る勢いで成長している」と語った。
SSCAは、パンデミック前の2019年を基準に、2024年の航空交通量が67%増加するとの見通しを発表した。
さらに、オープンスカイ政策の下、カンボジア政府は空港インフラの改善と航空サービスの向上に努めており、これが業界の成長を後押ししているとされる。SSCA長官のマオ・ハバンナル氏は、アジア地域、中東、欧州連合からカンボジアへの直行便の増加に引き続き注力する考えを示している。
なお、15億ドルを投じて建設中の新しいテチョ国際空港(TIA)の第一期工事は現在78%完了しており、2025年上半期に全面稼働する予定である。この空港が稼働すれば、年間1300万人の旅客を取り扱う能力を持つことになる。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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