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<写真:Khmer Times>
カンボジア保健省は世界的なサル痘の急速な拡大を受け、8月27日から国内主要空港での監視体制を強化した。
シェムリアップ・アンコール国際空港では、保健当局が空港職員と協力し、空港入口に3台の体温計を設置して出入りする人々を監視するとともに、不審なケースについては、115番への速やかな連絡と対処を呼びかけている。
チェアン・ラ保健相はサル痘への懸念が高まる中で、国境地帯での人々の移動を厳重に監視し、サル痘や他ウイルス性疾患の拡散を防ぐため、国境地域の当局に対して厳重な監視を指示した。
同保健相はカンボジア国内への感染症の侵入と拡散を防ぐための広範な取り組みの一環として、国境ゲートに検疫官を配置し、疾病監視と管理強化の重要性を強調している。
保健省によると、カンボジアは疾病対策予防の適切な手法に従い、国境を通じた入国者の定期的な監視を行っており、8月23日には髄膜炎菌感染症が確認された男性20人が専門家による治療を受けたことが報告された。
カンボジアでは現時点でサル痘の新しい変異株であるClade 1bは確認されていない。
世界保健機関(WHO)によれば、サル痘はオルソポックスウイルス属に属するエムポックスウイルスによって引き起こされるウイルス感染症であり、感染者との個人的な接触、汚染された物品、または感染動物を介して人に感染する可能性がある。
WHOは8月14日にサル痘を「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」と指定しており、多くの国々がウイルスの発生を防ぐための警戒と注意を強化している。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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