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<写真:Khmer Times>
カンボジア国立オリンピック委員会(NOCC)の発表によると、フン・マネット首相が12月1日にシェムリアップで開催される「第29回アンコールワット国際ハーフマラソン」の5kmレースに参加する。
NOCC事務総長のヴァス・チャムロエン氏は記者会見で、同首相をはじめとする多くの要人が大会に参加・出席するため、2024年の大会は特別なものになると述べた。
また、同首相の参加はNOCCにとって大変な名誉であり、アンコールワット国際ハーフマラソンはカンボジア最大のスポーツイベントの1つとして、シェムリアップ州の住民にも大きな恩恵をもたらすことになる。
同氏によると、運営委員会は参加者全員の安全を確保し、同大会の良好な評判の維持のために最善を尽くすという。
大会では例年通り4つの主要レースカテゴリーが設けられており、21kmのハーフマラソン、10km、5km、3kmのレースが行われる。
レースはアンコールワット寺院の正面から始まり、午前5時15分にスタートして、10時30分までに終了する予定である。
記者会見時点で8000人以上の参加者が登録しており、約6000人がカンボジア国内、2300人以上が海外からの参加となっている。
参加者の多い国は米国、日本、オーストラリア、フランス、イギリスが上位に挙げられる。
同大会は慈善活動のために開催されており、参加費用はすべて義足の提供や社会復帰プログラム、教育やリハビリテーション医療などの社会的支援活動に充てられる。
また、地雷被害者が自立した生活を送るための支援や、アンコール子供病院やカンタボパ子供病院において緊急治療を必要とする恵まれない子供たちの支援にも寄与している。
2023年の大会では1万154人が参加し、そのうち6500人がカンボジア人、3654人が78カ国からの外国人ランナーで、2022年大会と比較して40%の増加が見られた。
参加者の中ではイギリス、アメリカ、フランスからのランナーが特に多かった。
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