上半期のアンコールワット、52万超の外国人観光客が訪問

＜写真：Khmer Times＞

カンボジアの最も魅力的な観光地である有名なアンコール遺跡公園は、2024年上半期に52万1950人の外国人観光客を迎え、前年同期比で35％の増加を記録した。

アンコール・エンタープライズが共有した数字によれば、入場券の販売収入も36％増加し、総額2435万ドルに達している。

6月だけでも215万ドルの収入を得ており、前年同期比で18％増加したという。また、登録された外国人観光客は4万9692人で、前年同期比で20％の増加となった。

アンコール遺跡公園の入場料は、一日券が37ドル、三日券が62ドル、週券が72ドルである。

シェムリアップ州に位置するアンコール遺跡公園は、クメール帝国の豊かな歴史を証明する401平方キロメートルに及ぶ敷地内に、9世紀から13世紀にかけて建てられた91の古代寺院が存在している。

この公園は、1992年に国際連合教育科学文化機関（ユネスコ）の世界遺産リストに登録され、カンボジアで最も人気のある観光地となっている。

また、クメール帝国の唯一の首都であり、2023年9月にユネスコの世界遺産リストに登録されたコーケーは、今年の上半期に1万828人の外国人訪問者を迎え、入場券の販売収入として16万2420ドルを生み出した。

カンボジア政府は、観光を国際市場に向けて促進するため、公共および民間部門の代表で構成されるカンボジア観光マーケティング・プロモーション委員会を設立している。

2023年には、79万人以上の外国人観光客がアンコール遺跡公園の入場券を購入し、収入として3700万ドルを生成し、前年と比較して222％の増加を見せていた。

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