日本の投資家26人が訪問、カンボジアの投資機会を探る

＜写真：Khmer Times＞

カンボジアの農業、食品加工、養殖業への投資機会に関心を示す日本の投資家26人がカンボジアを訪問した。

プノンペンの平和宮殿において、カンボジアのフン・マネット首相が投資団を迎えた。  

投資団を率いた日本カンボジア協会（JCA）会長で元駐カンボジア日本大使の高橋文明氏は、カンボジアの潜在力を日本の中小企業（SME）に広く紹介するJCAの取り組みを説明した。

また、産業分野および人材育成において、カンボジア政府との協力をさらに強化・拡大していく決意を表明した。  

フン・マネット首相は日本とカンボジアの関係深化におけるJCAの貢献を高く評価し、とりわけ両国の民間部門間の連携強化に感謝の意を示したという。

また、日本の民間セクターがこれまで数十年にわたりカンボジア経済成長に大きく寄与してきた点を称賛した。  

フン・マネット首相はJCAがカンボジア国内に設立した事務所および自動車修理、プラスチック加工、IT工学スキルを対象とした3つの職業訓練校の開設を歓迎した。

これらの取り組みがカンボジア中小企業の振興および国内外市場に向けた生産チェーンの構築を目指す政府戦略と一致していると述べている。  

さらに、カンボジア政府がビジネスおよび投資環境の整備と競争力強化のために講じている政策と措置についても説明した。

産業分野と人材育成における協力に関して、JCAが関係省庁と協議し、現実のニーズに即した具体的な計画を策定するように提案した。  

日本とカンボジアの経済協力が一層深まることで、両国の中小企業の成長と地域経済の活性化が期待される。

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