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<写真:Khmer Times>
インフラ関連の情報を専門とする有力なウェブサイト「The B1M」は、プノンペンがシンガポールに次ぐアジアのハブ都市になる可能性を示唆している。
同ウェブサイトの報告によると、2025年に完成予定のテチョ国際空港が、カンボジアの首都であるプノンペンを地域の主要な経済拠点へと導く重要なプロジェクトであるという。
報告書はカンボジアが東南アジアで最も急成長している経済であり、アジア全体でも3番目に成長率が高いと指摘した。
この背景には、12億ドルを投じて建設中のテチョ空港の完成が大きな役割を果たしており、同空港は「単なる空港ではなく、国全体への玄関口」として称賛されている。
報告書を執筆したTim Gibson氏は、空港の設計美にも触れ、建物内の光の変化が時間帯によって異なる様相を見せることを高く評価している。
同氏は「光が空間を引き立てる素晴らしい例であり美しい」と述べ、空港のデザインがカンボジアの未来を象徴しているとした。
また、同報告ではカンボジアの航空業界の急成長にも言及している。
2024年上半期だけで、カンボジアの3つの国際空港は合計300万人以上の乗客を受け入れており、前年同期比で22%の増加を記録した。
この成長は今後も続くと予想されており、カンボジアの航空当局は2019年のパンデミック前の水準から67%の成長を予測している。
最終的に報告書はカンボジアの明るい将来を強調して「世界はカンボジアとビジネスを望むため、カンボジアにはそれに見合う空港が必要である」と締め括った。
空港の拡張性と美しいデザインはプノンペンの成長を支えるものであって「1つの建物が国の運命を変えることはないが、確実にその未来へと押し進めることは可能」と結論づけている。
このようなインフラ整備が進む中、カンボジアは今後、シンガポールやドバイのような国際的な経済ハブとしての地位を確立する可能性がある。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。